【今月の作家紹介〜2014.8〜】

C・V・オールズバーグ

小型の台風と共に8月もやってきました。 今月はアメリカの絵本作家で、現在も現役で活躍しているC・V・オールズバーグを紹介します。
彼は、1949年アメリカにて生まれました。 大学で美術を専攻し、イラストレーターであり、絵本作家でもあります。 彼の絵本は、ちょっとミステリアスで、未来と過去を行き来するものだったり、人の心の奥底にある秘密や望みだったり・・・と大人でも引き込まれるストーリーです。 それをモノクロの絵や、重厚な色使いで表現されており、内容と絵が更に説得力を増していて、ちょうどショートムービーを見ているようです。 実際、「ジュマンジ」「ザスーラ」「ボーラーエクスプレス」の3作品は映画にもなっています。 大人の方にこそ、読んでほしい、また、映画好きの方にも読んでいただきたい絵本です。

*ジュマンジ *ザスーラ
・いまいましい石 ・ベンの見た夢
・さぁ犬になるんだ! ・まさ夢いちじく
・名前のない人 ・白鳥湖
・ハリスバーディックの謎 *くいしんぼうのあり
*2ひきのいけないアリ *魔術師ガサージ氏の庭で
*急行北極号(ポーラーエクスプレス) ・夢のはなし
・魔法のホウキ

*の作品は、「大人のための絵本空間ちっくたっく」店内にて展示しています。 フェアトレード有機栽培のアイスコーヒーでも召し上がりながら、いかがですか? ちなみに、オールズバーグ絵本の殆どを村上春樹氏が翻訳しています。併せてお楽しみくださいね。


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