【今月の作家紹介〜2015.4〜】

長谷川義史氏

今最も売れっ子の絵本作家と言っても過言ではない「長谷川義史氏」 彼は、1961年大阪の生まれです。イラストレーターやグラフィックデザイナーを経て、2000年から絵本制作に携わり、すぐに売れっ子人気作家になった…という印象です。 とぼけた感じの絵は、一見子どもの絵か?と思うくらい、くだけています。無駄な力が抜けていて、ほわん…とした、或いは、ほのぼのとした表情に思わず笑みがこぼれる…。 内容も、日常の中の出来事が中心の話なのですが、これに思わぬ歴史があったり、達人がいたり、はたまた、戦争についてであったり…とさまざま。 遠い出来事に思っていたことが、実はとても身近なことなのだと、 子どもにはわかりやすく、大人には「ハッと!」させられる内容で、その斬新さは、すごい…としかいいようがないと思います。 その証拠に数々の賞を短期間に獲得しています。 年齢的には中堅どころですが、作家さんとしては10年ちょっと。 これから、ますます発展していくものと大いに期待できる、楽しみな作家さんです。



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